9割の栄養捨ててます~羽鳥慎一モーニングショー編まとめ
2018年4月11日(水)放送の羽鳥慎一モーニングショーで、
その調理、9割の栄養捨ててます! [ 東京慈恵医科大学附属病院 栄養部 ]の監修者(?)の人が出演して、よくある「栄養を捨ててしまっている例」を解説していました。
いつでも思い出せるようにメモしておきます。
白菜
白菜の芯(真ん中の部分)は捨てない。
キャベツ
キャベツは白菜と逆で、外側ほど栄養(ビタミンC)が豊富。
一番外側の葉が一番栄養がある。
ただ、外側は固いので、スープにする。水溶性ビタミンCがスープに溶けるので、無駄にしないで済む。
ごぼう
ごぼうの下ごしらえは、皮をつけたまま水洗い。
皮には他の部分の2倍の栄養が含まれている。
また、アクにはポリフェノールがたくさん含まれているのでアク抜きはしない。
肉鍋のアクなど、肉のアクは取り除いたほうがいいが、野菜のアクは栄養がたくさん含まれているので抜かない。
いちご
「包丁でヘタを切って水洗い」はダメ。
いちごは、ヘタの真下がいちばんビタミンCが多く含まれている。
みそ汁の温度
「火を止めてすぐに味噌を入れて溶く」はダメ。
味噌の乳酸菌は50℃以上で徐々に死滅していく。
また、味噌の酵母は70℃で全滅。
正しいみそ汁の作り方
できれば、火を止めて10分後に味噌を入れる。
10分も待てない場合は、火を止めてから豆腐やわかめ、ねぎなどを入れて温度を下げてから味噌を入れる。
※硬めの野菜入りみそ汁の場合は、煮込むときに硬めの野菜だけを入れ、それ以外の具は火を止めてから入れることで、冷ますのに使う。
ご飯の硬さ
朝
朝食のご飯は軟らかめが良い。
起きてすぐは十分に体が働いていない。
軟らかいほうが消化吸収がよく、エネルギーに変わりやすい。
夜
夕飯のご飯は硬めが良い。
硬めのご飯は消化しにくく、血糖値上昇を抑えられ、メタボ予防に寄与する。
納豆はいつ食べるか?
納豆を朝食べるのは損。
夕飯に食べるべき。
血栓を溶かす作用のあるナットウキナーゼは睡眠中に作用する。
アツアツご飯にかけるのも損
ナットウキナーゼは50℃以上の熱で働きが悪くなる。
もやし
もやしを冷蔵庫の野菜室(3~8℃)で保存するのは損。
チルドルーム(0℃くらい)が良い。
玉ねぎ
直射日光を避けて保存は損。
玉ねぎは、皮をむいた状態で1週間ほど日光浴させる。
そうすることで、血管の老化を防ぐ効果があるケルセチンが4倍に増える。
また、調理するときはみじん切りで。
みじん切りで細胞を壊すことで、アリシン(疲労回復や血行促進の働きがある)が活性化する。
ピーマン
ピーマンは栄養のためには縦切りにすべき。
ピーマンは細胞が縦に並んでいる。
ピーマンの栄養とにがみ、香りはセットになっている。
もしも、にがみや香りを抑えるなら、栄養を犠牲にして半月切り(横切り)にする。
りんご
りんごは、実や皮にビタミンCが凝縮されている。
タネ(毒素あり)以外はすべて食べるのが基本。
スターカット(輪切りスライス)にすることで、皮や中心部の硬い部分も違和感なく食べられる。
きゅうり
きゅうりは栄養がないこと甚だしい。
ぬか漬けにすることで、ビタミンB1をおいしく摂取できるようになる。
ブロッコリー
切ってすぐに茹でるのはもったいない。
切って4~5分放置してから茹でる。
肝機能を改善する酵素の働きを最大限にする。
ブロッコリーは茎が一番栄養(ビタミンC、繊維など)がある。
トマト
若干青みがかったトマト
若干青みがかったトマトは、常温で保存。
ヘタを下にして、直射日光を避ける。
棚に置いておくなどが良い。
常温保存によって、血管の老化を防止するリコピンが60%増加する。
トマトは暑さに強いので常温保存でも問題ない。
完熟トマト
ガーリック
ステーキに乗せるガーリック。
ガーリックチップにするのは栄養的に損。
ガーリックは擦り下ろして調理することで、疲労回復物質のアリシンが活性化する。
赤身ステーキ肉
赤身の肉は脂肪燃焼効果がある。
ただし、3分以上焼くとたんぱく質が固まって脂肪燃焼効果が下がる。
なので、ミディアムレアが理想的。
ウェルダンは損。
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